2023年10月22日 ヤモリのくる病対策/ヤモリがくる病にならない為に

ヤモリのくる病対策/ヤモリがくる病にならない為に

こんばんみー。

ぶっくんです。

ちょこちょこコメントで質問など頂いたり、感謝の言葉なども頂けることもあり、自分のこの些細なブログでも人の役に立てていることもあることが非常に嬉しく思います♪

これからも少しでも皆さんのお役に立てるような情報を提供できるようにしていいたきたいと思います!

そもそも、くる病にならない為のブログを書いておいた方が良いなとずっと思っていたので、今回はくる病にならない為の対策を簡単に書いていきたいと思います。

くる病の治し方など過去に記事も書いていますので、そちらもご参考にしてみて下さい。

ヤモリがクル病になった時の治し方!

(続)ヤモリがクル病になった時の治し方!第2弾!

その他のヤモリに関する記事にはカテゴリーから『爬虫類飼育』→『ヤモリ飼育』を選んでください♪(クリックでもいけます)

くる病とは?

まず、くる病とは?

くる病には何故なるのか?

身体の中のリンやカルシウムが不足し、骨の石灰化が上手くできなくなる、または骨のカルシウム分からカルシウムを体内に取り入れようとすることで、骨が柔らかくなってしまい、症状が進むと、骨の変形や痛みを生じるようになる病気のことです

この病気はヤモリ特有だけでなく、人もなる病気で、人もビタミンD不足や日光浴の時間が短いと発症することがあるようです。

 なぜくる病になる?

簡単に言うとカルシウム不足です。

ただ厄介なのは、カルシウムを与えていてもなることがあるということです。

その理由は、そもそもカルシウムが体内に吸収される為に必要なものが別にあるからです。

それがビタミンDです。

いくらカルシウムを与えてもビタミンDがないと、そもそもカルシウムが体内に吸収されない、ということが非常に重要なポイントなのです。

この動物病院のサイトにもくる病について書かれています。こちらをクリック

くる病になった時の症状

では、クル病になった場合、どのような症状が現れるのでしょうか?

症状が軽い時順に記載していきます。

・プラケースなどのツルツルした壁を登れなくなる。(軽度)

・尻尾がガクガクと曲がる(中度)

・手足がグニョグニョになる(重度)

・ラバーマウスになる(重度)

最初は壁を登れなくなるなどの症状が出たりします。しかし、壁を登れなくなることは結構あり、それが一概にくる病の症状かと言われれば、そうでもないことも大いにあります。

健康な場合でも、登れなくなることは多々あり、一度登れなくなると脱皮するまでは登れない状態が続くように感じています。

ですので、壁チョロができなくなっただけでは、判断はできません。

尻尾がガクガクと曲がっている症状が現れている状態はあまり良くない状態です。

これはくる病にかかっていると思われます。

また、骨が溶けてしまい、手足の骨が柔らかくなることで、手足がグニャグニャになることもあります。

これは私も経験していますが、見た目では非常にわかり辛いですが、よく見ると手足がパンパンになっていました。

この状態の時に不用意に手足に力を与えると、その状態に手足が曲がったままとなってしまい後遺症にも繋がりますので、このような状態で触る場合には十分気を付けて下さい。

くる病が進行すると餌も食べなくなり、悪循環となることでラバーマウスにもなってしまいます。

このラバーマウスの状態となると、餌も食べられないような状態ですので、完治させるのは非常に難しく、大変となりますので、この状態や中度の状態となる前にいち早く検知し、早めの処置、対応をしてあげて下さい!

ラバーマウスになったヤモリ

くる病にならない為の対策

くる病になった時の対処方法は『ヤモリがクル病になった時の治し方』という記事も書いていますので、カテゴリーから『ヤモリ飼育』を選択し、そちらの記事を見て頂ければと思います♪

ヤモリの記事に関しては、ブログのカテゴリーの中の『ヤモリ飼育』を選んで下さい♪

今回はそもそもヤモリがくる病にかからない為の対策についてです。

それも簡単です。

要はカルシウムを与え、ビタミンDを体内で生成させることです。

ビタミンDは与えてもよいかもしれませんが、通常ビタミンDは太陽の日を浴びることで体内にビタミンDが生成されます。

よって、

①カルシウムを与える

②ビタミンDを生成させる

この2点です。

①のカルシウムを与えるは、一番王道のやり方は餌にカルシウムパウダーをまぶして与えるダスティングという方法です。

②には

・日光浴をさせる

・UVBライトを当ててあげる

の2つの方法があります。

私は以前までは日光浴をさせることで対応していました。

しかし、この日光浴をさせることには下記のデメリットがあります。

・毎日の日光浴管理が大変

・適切な日光浴時間がわからない

・日差しが強すぎると火傷や死亡につながる危険性もある

以前はレースカーテン越しに日光浴を毎日させたりしていましたが、これが非常に大変。

家によっては日光浴をさせる良い場所がない場合もあると思います。

そこで今回非常におススメしたいのが、UVBライトです!

要は日光浴もUVBを取り入れる為です。

私はカメレオンも飼育していますが、そのカメレオンの為にUVBライトを購入し、当てていたのですが、

ある時、気付きました。

そのUVBライトの光が当たる所にヤモリがいることがあったのです。

UVBライトの木漏れ日がヤモリのケース内にも当たる状態で様子を見続けた所、日光浴を全くさせなくても全くくる病にならなかったのです!

当たり前と言えば当たり前なのですが、UVBライトの快適さを肌で感じました!笑

ヤモリって家の周りで捕まえることが多いので、そのヤモリにお金をかけずに飼育をしたいという方は多いとは思いますが、このUVBライトだけは是非購入して飼育環境を整えてあげて欲しいです!

自分はこの26Wのライトの木漏れ日を当てています。

しかし、実際ヤモリは夜行性なので、もっと弱いライトを日中当ててあげるだけでも十分だと感じています。

ヤモリ専用で使用する場合はこんなのでもよいと思います。

これなら温度調節もできるみたいなので、使用しやすいのではないかと思います。

UVBライトのメリットは

・場所を移動させずに日光浴(UVBライト)をさせられる。

・UVBライトの距離や強さを調節することで、火傷や死亡に繋がりにくい

・日中付けっぱなしにするだけでクル病対策ができ、非常に手間が省ける

などが挙げられます。

自分もUVBライトを使用し始めてみて、本当に手間が省けているので、もうUVBライト無しではヤモリ飼育はできません!笑

それくらい手間が省けると思います。

そして、確実に安全に日光浴をさせることができるので、非常に重宝しています。

あとは餌にカルシウムパウダーをダスティングさせて与える程度でも十分カルシウムが吸収できているようです。

日光浴をさせている時はカルシウムパウダーを定期的に口に直接付けたり食べさせたりしていましたが、その必要もなくなりました。

確かにお金はいくらかかかってしまいますが、育てている可愛いヤモリがくる病にかからないことの方が大事です。

もしあなたのヤモリがくる病にかかってしまったのなら、すぐにUVBライト環境も整えてあげて一刻も早い処置、対応をしてあげて欲しいです。

くる病の治し方の記事も見てほしいですが、そもそもくる病にならない対応を日々してあげておくことの方が重要と思い、今回の記事を書きました。

自分のヤモちゃん達がくる病にかからない為にも是非UVBライトの飼育環境を整えて欲しいと思います♪

この記事が皆さんにとって良い情報となれば嬉しく思います。

ぶっくんより

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